December 27, 2005

新規購入書籍「脳の中の人生」(2005.12.27)

「脳の中の人生」茂木健一郎中公新書クラレ200 2005.12.10 C1210 \735E p.237

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December 25, 2005

新規購入書籍(14冊)(2005.12.25)

「どんがらがん」アヴラム・デイヴィッスン 殊能将之編 河出書房新社 2005.10.30 C0397 \1900(1200)E p.428

「県庁の星」桂 望実 小学館 2005.9.20 2005.10.20第2刷 C0093 \1300(700)E p.255

「生協の白石さん」白石昌則 講談社 2005.11.2 C0095 \952(600)E p.148

「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」山田真哉 光文社新書 2005.2.20 2005.3.15第3刷 C0263 \700(450)E p.219

「「わからない」という方法」橋本治 集英社新書0061 2000.11.22 C0282 \820(105)E p.317

「最新!通じる英語」イミダス編集部編 集英社新書0085 2001.4.22 C0295 \700(105)E p.252

「サドルの上で考えた」疋田智 東京書籍(株) 2003.9.12 C0095 \1200(105)E p.257

「まだまだまともな日本」フロリアン・クルマス 山下公子訳 文藝春秋 2002.12.10 C0098 \1714(105)E p.255

「17歳のポケット」山田かまち 集英社 1993
6.10 C0092 \1200(105)E p.239

「おはなし おはなし」河合隼雄 朝日新聞社 1994.3.1 C0095 \1300(105)E p.228

「日本帝国海軍はなぜ敗れたか」吉田俊雄 文藝春秋 1995.12.15 1996.1.10第2刷 C0031 \1800(105)E p.324

「ゴルフ練習帳」田原紘 PHP 1999.10.28 2002.9.4第13刷 C0276 \1143(105)E p.183

「ゴルフ・90を切りたいとき読む本」金井清一 PHP 1997.4.25 2001.3.12第15刷 C0276 \762(105)E p.181

「My Humorous World」BRIAN W. POWLE 1995.4.25 2002.2.15第12刷 C0082 \951(105)E p.191







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December 16, 2005

読後感:「トルコで私も考えた」高橋由佳利著 集英社1998


「トルコで私も考えた-1」高橋由佳利著 集英社 1998.12.21 1999.7.20 第8刷 C9979 ¥857(105)E p.190

 このコミックを読んで、トルコに関心を持ち始め、トルコに行きたくなり、実際に行った人は、結構多いに違いない。私は行きたくなった一人だ。

 著者は、近所のトルコ料理店での、「イスタンブールに行くのならいいホテルを紹介しますよ」というマスターの一言に、これはひょっとしてひとつのチャンスかも知れないととにかく行くことを決め、出かけるのである。たちまちトルコが好きになり、その年のうちに2度目の旅に出かけ、翌年にはトルコ語の勉強のために長期滞在し、その翌年には、トルコ人と結婚し、次の年には家を買った。だから、旅行者の旅行記のレベルを越えている。4年間にわたる雑誌連載をまとめたものだから、最初の旅行のころのは、旅行者的間違いもあったようだが、本にするに当たって必要な範囲での訂正も加えてあり、十分信頼に足るものになっているようだ。

 トルコ人は、親日的でこころ優しくロマンチストで家族や親戚友だちの絆が強く近所づきあいや、お客を限りなく大切にする。おしゃべり(3つの話題が交錯しても気にしない)と食べること(食べ物はどれもおいしい)と踊ること(嬉しいと言って踊らない人はいない)が大好きという。こうしたトルコ人の日常生活が内側からきめ細かく描かれているので、トルコ人に対して非常に親しみを覚える。

 トルコ語の文法は日本語によく似ていて、著者がトルコ語が好きなのは「めちゃ可愛くてユーモラスでほのぼのと土臭いところ」らしい。一人称単数すなわち私が「Ben」=ベンだというのも、まさにそうだ。著者の名前由佳利=ユカリは上という意味らしく、よく笑われたという。

 イスタンブールを始め、著者が訪れたトルコの各地の有様に加え、シリアへの旅行なども、面白おかしくまとめてある。ラマザン(断食月)の実態もよくわかる。

 著者は、女性らしく「いい男について」も一節を設けてる。「告白するとトルコには美少年美青年が多いので嬉しい。けれどこの「美少年→美青年」も30歳に近づくと「→ハゲて太ったおじさん」に変身を始める人が多い。けれど告白すると私の最終的な好みはこの「→ハゲて腹の出たおじさん」なので、トルコのおじさんの90%がこの外見であるところから私にとってトルコはいたれり尽くせりの好みの国なのである」(p.150)

著者がトルコに住み着くようになり、トルコ人と結婚したのも納得がいく。

 第2巻も読みたいものである。(2005.12.16記す)




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December 14, 2005

読後感:「地球ってすばらしいですね 旅と絵」吉良幸世 (2005.12.14)


読後感
「旅と絵 地球ってすばらしいですね 」吉良幸世 
  婦人人之友社  1991.5.5 C0026 \1300(105)E p.95

(2005.12.14掲載)


 自由学園の教師をしていた著者は、創設された教師研修基金の研修第一号に選ばれ、3ヶ月の研修旅行が与えられる。

 長年、子どもたちに理科と工作を教え、一緒に虫や花、鳥や木を友として生き、日本鳥学会、日本野鳥の会の会員でもある著者は、鳥や昆虫や植物に造詣が深いだけでなく、水彩画の名手でもある。

 長年、一度は行きたいと夢に見ていた場所を、アメリカに留学していた次男、ドイツに留学していた長男を伴う形で、次々に訪れ、美しい水彩画に描きあげる。

 「森の生活・ウォルデン」のウォルデン、「セルボーン博物誌」のセルボーン、水禽協会のあるスリムブリッジ、ドイツの黒い森シュバルツヴァルト、パスカルの山ピュイ・ド・ドーム、ファーブルの村サン・レオン、セザンヌの山サント・ヴィクトワール山、始祖鳥のふるさとアイヒシュテット、シーボルトの和鳥の標本を蔵すライデン等々、実に精力的に見て回り、絵をものにする。訪問地は、著者も言うとおり、ガイドブックにはあまり載ってなく、日本では知られていない場所がほとんど。

 著者の率直で飾らないお人柄のせいであろう、行く場所、行く場所で、素晴らしい案内人が現れて、親切に案内してくれ、滅多にお目にかかれないようなものまで見せてくれ、スケッチさせてくれる。そうした人々との交友が、またほのぼのとたのしく書かれている。

 訪問した先々の風景や人物、鳥、花、樹木、昆虫などの生き物を描いた、カラーの水彩画は、色も良くデッサンも的確で、見応えがある。文章も良くて実に楽しく読めた。

 ただ、本の中身は、カラフルで楽しいのに、カバーのデザインが、今一の感じで、カバーは体を表していず、本屋で危うく見逃すところだったのは、少し残念。(2005.12.14記す)


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December 13, 2005

新規購入書籍(20051213)

2005.12.13購入(16冊)

「遅咲きのひと」足立則夫 日本経済新聞社 2005.9.15 C0036 \1500(950)E p.329

「下流社会」三浦 展 光文社新書221 2005.9.20 2005.1015第3刷 C0236 \780(400)E p.3284                              

「世にも美しい数学入門」藤原正彦・小川洋子 ちくまプリマー新書011 2005.4.10 2005.4.20 第2刷 C0241 \760(200)E p171

「ピアニストの名盤」本間ひろむ 平凡社新書252 2004.12.10 C0273 \760(500)E p.221

「みなしごゴリラの学校」岡安直比 草思社 2000.5.30 200.6.26 C0045 \1600(105)E p.254

「ライフワークは音楽」梯郁太郎 音楽之友社 2001.4.30 C0073 \1800(105)E p.237

「戦う勇気、退く勇気」フランチェスコ・アルベローニ 泉典子 草思社 1999.5.12 C0098 \1500(105)E p.191

「悲しいとき」いつもここから 扶桑社 2001.8.31 2003.3.10第24刷 C0076 \952(105)E p.215

「バラと痛恨の日々」有馬稲子 中央公論社 1995.11.7 C0095 \1500(105)E p.234

「高校生のための批評入門」梅田卓夫・清水良典他編 筑摩書房  1987.4.5 1996.4.30第12刷 C7081 \950(105)E p.224

「ピーター流わくわく旅行術」ピーター・フランクル 岩波ジュニア新書399 2002.6.20 C0226 \740(105)E p.200

「読書を楽しもう」岩波書店編集部編 岩波ジュニア新書364 2001.1.19 2003.6.18第4刷 C0237 \740(105)E p.198

「英語で書いてみよう」大津幸一 岩波ジュニア新書294 1997.11.20 1999.6.4 第7刷 C0237 \700(105)E p.223


「地球ってすばらしいですね 旅と絵」吉良幸世  夫人之友社  1991.5.5 C0026 \1300(105)E p.95


「チャールズのおはなし」ルース・エインズワース 上條由美子訳 菊地恭子絵 福音館 2000.1.25 C8097 \71200(105)E p.133


「ゆかいなゆうびんやさんのクリスマス」ジャネット&アラン・アルバーグ 佐野洋子訳 文化出版局 1992.10.10 1993.9.30 第2刷 C0237 \1800(105)E p.198


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