March 29, 2006

CIT日米の専門家の違い

「ウエブ進化論」梅田望夫 p.143より引用。

「米国のブログは、米国の文化そのものだなと思うことがよくある。
 米国は実名でブログを書く人が多く、日本では匿名(ペンネーム)で書く人が多い。…米国に住んでいて思うのは、米国人の自己主張の強さ、「人と違うことをする」ことに対する強迫観念の存在である。彼ら彼女らは「オレはこういう人間だ、私はこう思う 」ということを言い続けてナンボの世界で生きているから、ブログもそのための道具として使われる場合が多い。とてもストレートだ。

日米の専門家を比較して思うのは、日本の専門家はおそろしく物知りで、その代わりアウトプットが少ないということだ。もう公知のことだから自分が語るまでもなかろうという自制が働く。米国の専門家はあんまりモノを知らないが、どんどんアウトプットを出してくる。玉石混交だがどんどんボールを投げてくる。」

23:23:55 | akybe | comments(0) | TrackBacks