akybe's blog

私の独楽吟、今日の追加6首

私の独楽吟、今日の追加6首です。ご笑覧ください。

たのしみは　決まり切った　ステップと　違う一歩を　踏み出せるとき
たのしみは　自分自身の　期待さえ　裏切るも可と　自認するとき
たのしみは　人に言われて　やるよりは　自らやるを　基本とするとき
たのしみは　いかに多くを　知らないか　本読むほどに　思い知るとき
たのしみは　宇宙の果ての　果てまでも　思い馳せうる　脳を持つとき
たのしみは　自分の絵はがき　配る人　いないからこそ　独りやるとき

私の独楽吟、今日の8首

私の独楽吟、今日の8首です。ご笑覧ください。

たのしみは　黙り込むのと　沈黙は　豊かさの有無で　別と知るとき
たのしみは　いくつになっても　人生は　変えられるものと　疑わぬとき
たのしみは　昨日の吾から　少しでも　今日は変わろうと　意識するとき
たのしみは　立派な肩書き　ぶら下げて　満足げな人には　寄りつかぬとき
たのしみは　パパの賀状の　スタイルに　弟似てきた　娘言うとき
たのしみは　独楽吟に　また一人　仲間が増えて　返歌来るとき
たのしみは　笑いヨガなる　ヨガありて　やってみるかと　テレビ見るとき
たのしみは　推敲するより　できたての　独楽吟を　メールするとき

私の独楽吟、今日の8首

私の独楽吟、今日の8首です。ご笑覧ください。

たのしみは　サッカー・ニッポン　決勝点　日本全国　絶叫するとき
たのしみは　ナイターコートは　氷点下　ただ黙々と　ラリーするとき
たのしみは　絵を描きテニスし　日曜日　いつものように　とく過ぎるとき
たのしみは　一口飲んで　これだこれ　喉が鳴り出す　ワイン飲むとき
たのしみは　メモ帳あちこち　仕掛けても　あっという間に　姿消すとき
たのしみは　覚えておこうと　した歌が　思い出せずに　作り直すとき
たのしみは　もとより辞書類　好きな質　今年早くも　二冊目買うとき
たのしみは　一月中に　買った本　３１冊　日数に合うとき

私の独楽吟、今日の21首

私の独楽吟、今日の21首です。ご笑覧ください。

たのしみは　棋士の思考は　想像を　遙かに超えた　次元と知るとき
たのしみは　意表を突いた　表現を　たくらむ作家に　共鳴するとき
たのしみは　意表を突いた　観点を　我が歌にもと　腐心するとき
たのしみは　妻の得意の　唐揚げが　孫らが来れば　ちゃんと出るとき
たのしみは　忍野八海（おしのはっかい）　富士山の　深慮８０年の　賜と見るとき
たのしみは　1400首を　突破して　1500首を　目指し詠むとき
たのしみは　歌を詠むのを　習慣化　できて気軽に　歌詠めるとき
たのしみは　毎日名字の　コレクション　今日は「来馬」（くるば）を　見つけたるとき
たのしみは　大切なものさえ　あちこちに　忘れて回収　無事できたとき
たのしみは　言葉につきもの　あいまいさ　あるから表現　可能と知るとき
たのしみは　３D超えた　超次元　映画の開発　進むと知るとき
たのしみは　我が脳の中　そのものを　映像化して　みて見たいとき
たのしみは　範疇化する　能力を　言葉覚える　孫に見るとき
たのしみは　没入できる　たのしみの　数々あって　ハシゴするとき
たのしみは　森の匂いの　たちこめて　鼻腔に肺に　充ち渡るとき
たのしみは　自らの持つ　可能性　広げる気持ち　持ち続くとき
たのしみは　水彩画描き　少しずつ　仕上がりの図の　見えてくるとき
たのしみは　家に帰れば　物陰に　潜みし孫に　脅されるとき
たのしみは　なくしたはずの　証明票　金庫にあったと　知らされるとき
たのしみは　応募したのも　忘れてた　懸賞賞品　届けられるとき
たのしみは　英植物園で　購入の　セーターほころび　歳月思うとき

私の独楽吟、今日の9首

私の独楽吟、今日の９首です。ご笑覧ください。

たのしみは　ステップを踏み　階段を　青年のように　登り行くとき
たのしみは　自転車ファンが　押しかけて　セミナー会場　熱気満つとき
たのしみは　久方ぶりに　会った人と　自転車巡り　話弾むとき
たのしみは　不確実なるもの　捉えんと　四苦八苦の末　歌にするとき
たのしみは　日常茶飯事　繰り返す　ただその中に　永遠あるとき
たのしみは　我を忘れて　考える　その産物が　歌になるとき
たのしみは　見ずに済ませて　よいものを　見ずに済ませて　折り合えるとき
たのしみは　生命という　重きもの　日々そを維持し　享受するとき
たのしみは　髭を剃りつつ　鏡見て　見返す我に　ニッとするとき