September 28, 2006

CIT:「ないものねだり」でなく、嘉田由紀子(滋賀県知事)

CIT:嘉田由紀子(滋賀県知事、1950年5月18日生まれ。京都精華大学人文学部教授から2006年7月現職へ)

「今までは巨大な構造物を造ることで、住民が幸せになると信じられてきました。でも、違うやり方もあるはずです。あらゆるものの力を最大限に活用するやり方です。女性や若者、障がいを持っていらっしゃる方や高齢者がもっと活躍できるようにして、地域の魅力や特色を生かすことです。もったいないというのは、ムダな公共事業をやめるという意味だけではないのです。

 研究より政治は難しいです。利害が絡んでいますから。社会は大きな曲がり角に立っています。新しい地方自治の姿を滋賀で実現させたい。“ないものねだり”ではなく、“あるもの探し”で、次世代育成型の県にしていきたいのです。」

  週刊ダイヤモンド 2006/9/23号 p.121


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September 18, 2006

CIT:水前寺・立田山

水前寺
「九州でも最強の師団本部が置かれている熊本市は、戦災の被害も甚大で、敗戦直後、熊本駅から水前寺までほとんど焼け野原同然の廃墟と化していた。」
「在日」姜尚中 講談社 2004.3.23 (p.24)

立田山
「……熊本市内を一望できる立田山は、市民の憩いの場所であるとともに、夏目漱石の『三四郎』に登場する山としても知られていた。」
(同上p.37)

自転車
「娯楽も乏しく、テレビも高嶺の花であった時代、娯楽を兼ねた社会への窓口は映画で、「おじさん」も大の映画ファンだった。しょっちゅうわたしを映画に連れていってくれた。「おじさん」の自転車の前にまたがって、「ニューシネマパラダイス」さながらに映画館へ向かうとき、わたしの心は弾んで浮き浮きしていた。
……冴え冴えとした月の下、わたしを乗せて、「おじさん」は気持ちよさそうに自転車をこいでいた。心の中が何か温かくなったような気がした。」
(同上P.57)

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September 06, 2006

CIT:緑陰緑想

マーベル(イギリスの17世紀の詩人)

A green thought in a green shade.

「名言の内側」p.276

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