akybe's blog

ツール・ド・フランスとは（ＣＩＴランス・アームストロング）

ランス・アームストロング「ただマイヨ・ジョーヌのためでなく」講談社　2000.8.25　から（p.93)

「僕はツール・ド・フランスに出場するとはどういうことなのかを学んだ。ツールは単なる自転車競技なのではない。それは人生を象徴するものなのだ。単に世界でもっとも長いレースであるだけではない。それはすばらしい心の高揚、極度の苦痛、また潜在的に悲劇を秘めている。選手が考えられる限りの、そしてそれ以上のさまざまな事を、選手に味わわせてくれる。寒さ、暑さ、山岳、轍の後、パンク、強風、クチにするのもいやなほどの不運、信じられないような美しさ、うんざりする無意味さ。そうしたことから本当の自分が見えてくる。人生の中でも、僕たちはいくつもの違った状況に直面する。時に後退を余儀なくされ、失敗と素手で格闘し、雨の中では頭を垂れる。それでも何とかして毅然と立ち、少しでも希望をもちたいと思っている。ツール・ド・フランスは単なる自転車レースではない。それは試練だ。ツールは僕の肉体を試し、精神を試し、そして道徳的にも僕という人間を試すのだ。
　ようやくわかった。近道はないのだ。精神と肉体と品性を確立するには、何年にもわたって自転車に乗り続けなければならない。何百という試合に出場し、何万キロも走ることが必要だ。脚に、頭に、心に、鉄のような強さを持つまでは、僕はツール・ド・フランスでは勝てないだろう。一人前の男にならない限りは。ファビオは男だった。僕はまだその途上にあった。」

新規購入書籍（20080922）20冊

「ただマイヨ・ジョーヌのためでなく」ランス・アームストロング安次嶺佳子訳　講談社　2000.8.25 2004.8.9 9刷　C0098 1700(105 )E p.356

「ジャーナリズム崩壊」上杉隆　幻冬舎新書089　2008.7.30 2008.8.10 2刷　C0295　780（350)E p.234

「「タンポポの国」の中の私」フローラン・ダバディー2001.9.20　2001.9.30　２刷　C0095 1600(105)E p.223

「黄金伝説」荒俣宏　集英社　1990.4.10 1990.5.27 2刷　C0095 1500（105)E p.253

「ヒュー・ジョンソンのワイン入門」板東三郎・八木尚子訳　鎌倉書房　1986.12.1 C2077 2200(105)E p.140

「プチ哲学」佐藤雅彦　マガジンハウス2000.6.16　C0095　1200（105)E p.93

「言葉ってなに？」影浦峡　現代企画室　2006.7.15　C0080　1200（105)E p.170

「アメリカにあって日本にないもの」ジョン・ヤンガー　尾崎哲夫　自由国民社　2002.1.8.C0095　1400（105)E p.222

「容疑者Ｘの献身」東野圭吾　文藝春秋社　2005.8.30 2007.5.30 18刷　C0093　1600（500)E p.352

「日本文学のなかへ」ドナルド・キーン　文藝春秋社　1979.9.30 1000(105)E p.228

「あらすじで読む日本の名著」小川義男編　2003.7.5 C2091 1000(105)E p.173

「在日」　姜尚中　集英社文庫　2008.1.25　C0195　476（200)E p.254

「ジョディ・フォスターの真実」フィリッパ・ケネディ　中俣真知子訳　集英社　1996.3.31 1996.4.30 2刷　C0097　1800（105)E p.316

「「自分の木」の下で」大江健三郎　朝日新聞社　2001.7.1 2001.9.30 5刷　C0095　1200（105)E p.193

「室内グリーンの寄せ植え」（別冊家庭画報）世界文化社　2000　C9476　933（105)E p.114

「望みの人生を実現する単純だけれど重要なこと」ジム・ドノヴァン　桜田直美訳　ディスカバー21　2007.12.15　2008.2.25　3刷　C0030　1470（105)E p.151

「自分の時間」アーノルド・ベネット　渡部昇一訳　三笠書房　1994.12.31 1995.3.10 5刷　C0036　1000（105)E p.189

「世界で一番シンプルな時間術」ヴェルナー・ティキ・キュステンマッハー、マリオン・キュステンマッハー　佐伯美穂訳　ディスカバー21　2006.12.25 C0034 1200(105)E p.155

「筋力トレーニングバイブル」比佐仁　高橋書店　1998.6.1　C2075　1300（105)E p.215

新規購入書籍　20080822〜20080913（28冊）

2008.8.22（1冊）
「自転車で遠くへ行きたい」米津一成　河出書房新社　2008.6.30 2008.9.1 第3刷　C0075 1300E p.189

2008.0901（4冊）
「アフリカ・レポート」2008.C00 ()E p.

「ヴェトナム新時代」坪井善明　岩波新書　2008.8.20 C0236 820E p.255

「街道をゆく　1　湖西のみち、甲州街道、長州路　ほか」司馬遼太郎　朝日文庫　2008.8.30 C0193 630E p.291

「街道をゆく　4　群上・白川街道、堺・紀州街道　ほか」司馬遼太郎　朝日文庫　2008.8.30 C0193 651E p.319

2008.9.13（23冊）
「街道をゆく　2　韓のくに紀行」司馬遼太郎　朝日新聞社1972.4.15 1975.4.15 第9刷 C0193 860（105E p.381291

「ふくろう女の美容室」テス・ギャラガー　橋本博美訳　新潮社2008.7.30　C0397　1999 (1000)E p.255

「最後の瞬間のすごく大きな変化」グレイス・ペイリー　村上春樹訳　文藝春秋社　1999.5.25 C0097 1619(105)E p.296

「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」Ｊ．Ｋ　ローリング　村岡佑子訳　静山社　2006.9.21 C0297 1600(105)E p.1011

「日本硬貨の謎」北村薫　東京創元社　2005.6.30.C0093 1700(105)E p.321

「アンコール・ワットの青い空の下で」ペン・セタリン てらいんく　1991.12.13 C0097. 1714(105)E p.287

「そして殺人者は野に放たれる」日垣隆　2003.12.20 C0095 1400(105)E p.253

「涙は女の武器じゃない」川口順子　小学館　2006.6.20.C0095 1400(105)E p.252

「打ちのめされるようなすごい本」米原万里　文藝春秋社2006.10.15　2006.11.5　第3刷C0095 2286(1200)E p.534

「官僚との死闘七〇〇日」長谷川幸洋　講談社2008.7.30　C0031 1700(1050)E p.283

「悩む力」姜尚中　集英社新書　2008.5.21　2008.8.23　第6刷C0236　680（350)E p.190

「現代史入門」大岡信・谷川俊太郎　2006.3.1C1295　980 (550)E p.206

「松井教授の東大駒場講義録」松井孝典　集英社新書　2005.12.21　C0244　 700(105)E p.229

「iPodをつくった男」大谷和利　アスキー新書　2008.1,25　2008.2.19　第3刷　C1234 724(350)E p.191

「漢字は日本語である」小駒勝美　新潮新書　2008.3.20　C0281 680(350)E p.200

「日本全国「県境」の謎」浅井健爾　実業之日本社　2007.9.30　2008.1.25第6刷　C0225 762(400)E p.202

「英文法の謎を解く」副島隆彦　ちくま新書　1995.6.20　1996.6.20　第12刷　C0282 680(105)E p.206

「零の発見」吉田洋一　岩波新書　1939.11.27　1993.10.15第78刷　C0241 580(105)E p.181

「生活習慣病へのアドバイス」堀三郎　岩波アクティブ新書002.11.6.　C0247 700(105)E p.183

「カラー図解でわかるクルマのしくみ」市川克彦　ソフトバンククリエイティブ　2007.8.24　C0253 952(550)E p.206

「強くなる実戦死活」坂田栄男　日本棋院新書　1987.1.1　1988.8.10第2刷　C2376 600(105)E p.

「嫌韓流」山野車輪　普遊舎　2005.9.1　2007.10.1　6版8刷　C9476　952(105)E p.

「嫌韓流　2」山野車輪　普遊舎　2006.2.22　2006.4.1　1版2刷　C9476　952(105)E p.

川柳

今日用の　教養持てと　強要す（20080710）

帰省中　寄生虫わき　帰省中止（20080902）

隣り合う　家で親子が　怒鳴り合う（20080902）


不器用さ　器用に演じ　起用され（20050412）

器用さで　不器用真似て　起用され（20050412）

不器用を　器用に演じ　不起用に（20050412）

忘れても　思い出さねば　苦にならず（20070122）


物忘れ　進めば忘れた　こと忘れ（961220）

京都では　教徒いつしか　兇徒化す

たん検の　時に出ぬたん　たんと出る

憂きことの　多き浮き世で　浮き沈み（19980718）

一言で　他人事にする　人でなし（19980718）

人妻を　一晩抱いて　躓いた

年齢は　意識するより　させられる（20050803）

ヒット作　飛ばし損ねて　飛ばされる（20061117）

70も　「もう」か「まだ」かで　大差あり（20070212）

子の出来の　悪さを夫婦で　なすり合う（20070310）

出来の良い　子は自己の血の　せいにする（20070310）

悔やんでる　暇があったら　まず一歩（20071101）

悔やむ暇　あるほど人生　長くない（20071011）

ああそうか　玄関出てから　笑う人（20071011）

無骨だが　骨ある男の　骨を抜く（20070418）

無骨だが　骨ある男が　骨抜きに（20070418）

全員が　同調するなで　同調す（20060612）

同調は　すべきでないと皆同調（20060612）

同調は　すまいと全員　同調す（20060612）

新規購入書籍　20080902（4冊）

「アフリカ・リポート」松本仁一　岩波書店（新書1146）　2008.8.20　C0236 735E 205p.

「ヴェトナム新時代」坪井善明　岩波書店（新書1145）　2008.8.20 C0236 820E 254p.

「街道をゆくI　湖西のみち、甲州街道、長州路」司馬遼太郎　朝日文庫　2008.8.30　C0193 630E　p.291

「街道をゆく4　群上・白川街道、堺・紀州街道　ほか」司馬遼太郎　朝日文庫　2008.8.30　C0193 650E　p.319