March 03, 2010
私の独楽吟、今日の3首
158 たのしみは 我が精神の 軽やかに 時空の果てまで 飛翔するとき「ビッグバン宇宙論」を読み進むほどに、宇宙の来し方来し方に思いをはせる。今日もこの宇宙論の成立に貢献された林忠四郎さん(89歳)の訃報を感慨深く読んだことだ。訃報の中に「アルファー・ベータ・ガンマ・ハヤシ理論」とあると、ビッグバン宇宙論を読んだおかげで、あれだと膝を打てるのだ。参照:139首
159 たのしみは 取り憑かれたる 自らを 一歩下がって 見守れるとき
自分が何ものかに取り憑かれていると思うことがあるが、その自分を一歩下がって冷静に見守る余裕のあるときがある。憑きものを慌てて、振り払うこともないよ、そのうちどうにかなるのだからと言えることもたのしみになるのだ。
160 たのしみは 日々読むほどに わからない ことのますます 増えていくとき
本を読めば読むほど、わからないことはますます増える。だからますます本を読みたくなる。わからないことが増えると言うことは、なんというたのしみであることか。ますます知るたのしみ、発見のたのしみが増えることでもあるのだ。
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